『ハヤート』(6月27日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を構成するマンビジュ軍事評議会の広報担当者の話として、米軍地上部隊の車列が、トルコとの国境地帯に位置する西クルディスタン移行期民政局支配下のタッル・アブヤド市に展開する見込みだと伝えた。
スマート・ニュース(6月26日付)も、「トルコの脅迫を受けて、米軍地上部隊の車列がタッル・アブヤド市に到着する」と伝えた。
米軍地上部隊の展開は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が25日の公正発展党(AKP)党員を前に行った演説で、「ラッカ市をダーイシュ(イスラーム国)から解放した後に、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に供与した武器を回収すると誓約した国々は、トルコを騙している」と述べ、米国を批判したことを受けた動きだという。
AFP, June 26, 2017、AP, June 26, 2017、ARA News, June 26, 2017、Champress, June 26, 2017、al-Hayat, June 27, 2017、Kull-na Shuraka’, June 26, 2017、al-Mada Press, June 26, 2017、Naharnet, June 26, 2017、NNA, June 26, 2017、Reuters, June 26, 2017、SANA, June 26, 2017、SMART News, June 26, 2017、UPI, June 26, 2017などをもとに作成。
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