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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国がシリア政府軍を先制攻撃したら、適切且つ威厳をもって対応する」(2017年6月28日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ドイツのグマール・ガブリエル外務大臣との会談後の記者会見で、シリア情勢について触れ、そのなかでアサド政権が新たな化学兵器攻撃を準備しているとの米ホワイト・ハウス報道官の発言に関して、「挑発行為」と非難、「米国がシリア政府軍に対して先制攻撃を行ったら、適切に、そして威厳をもって対応する」と述べた。

ARA News(6月28日付)が伝えた。

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またロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は、ホワイト・ハウス報道官の発言に関して、「米国は世論に自らの主張の真相について開示していない…。イラクでも前例がある…。世界はブッシュ政権が国民を騙して、イラク政府が大量破壊兵器を保有していると主張したのを目の当たりにしている」と述べた。

AFP, June 28, 2017、AP, June 28, 2017、ARA News, June 28, 2017、Champress, June 28, 2017、al-Hayat, June 29, 2017、Kull-na Shuraka’, June 28, 2017、al-Mada Press, June 28, 2017、Naharnet, June 28, 2017、NNA, June 28, 2017、Reuters, June 28, 2017、SANA, June 28, 2017、UPI, June 28, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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