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OPCWの事実調査団は4月にハーン・シャイフーン市で発生した化学兵器使用疑惑事件に関してサリンが使用されたと判断(2017年6月30日)

化学兵器禁止機関(OPCW)のアフメト・ウズムジュ事務総長は、2017年4月4日にイドリブ県ハーン・シャイフーン市で発生した化学兵器使用疑惑事件に関して、事実調査団(FFM)が化学兵器が使用されたことを確認したとする報告書を作成したことを明らかにした。

FFMは、化学兵器使用の有無を調査することを目的としており、誰が使用したかを特定することを目的とはしていない。

FFMは、ハーン・シャーフーン市での調査を行うことはできなかったが、近隣諸国に搬送された被害者とされる人々のサンプル解析、目撃者とされる人々の証言などをもとに、サリン・ガスが使用されたと判断したという。

AFP, June 30, 2017、AP, June 30, 2017、ARA News, June 30, 2017、Champress, June 30, 2017、al-Hayat, July 1, 2017、Kull-na Shuraka’, June 30, 2017、al-Mada Press, June 30, 2017、Naharnet, June 30, 2017、NNA, June 30, 2017、OPCW, June 30, 2017、Reuters, June 30, 2017、SANA, June 30, 2017、UPI, June 30, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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