ダマスカス郊外県東グータ地方で、対立を解消したイスラーム軍とラフマーン軍団が、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動の支配地域を攻撃(2017年8月7日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月7日付)によると、イスラーム軍が東グータ地方のアシュアリー農場一帯でシャーム解放機構と交戦し、同地のモスク、学校、そして農場の一部を掌握した。

『ハヤート』(8月8日付)によると、イスラーム軍はまた、ジスリーン町、サクバー市、カフルバトナー町のシャーム解放機構の拠点を制圧したという。

一方、シリア人権監視団によると、アシュアリー農場でのイスラーム軍によるシャーム解放機構の拠点への攻撃に連動するかたちで、ラフマーン軍団が、カフルバトナー町に進攻、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動のメンバーらを拘束した。

イナブ・バラディー(8月7日付)によると、ラフマーン軍団はまた、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動などが活動するアルバイン市、マディーラー市に対しても攻撃を加えたという。

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、‘Inab Baladi, August 7, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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