UNESCO世界文化遺産に指定されているヒムス県のカルアト・ヒスン城(クラック・デ・シュヴァリエ)で修復活動を続けているシリア・ハンガリー合同使節団のハンガリー側の団長を務めるバラジュ・マイオー(Balaj Mayor)教授は、ハンガリー側の7人の専門家が同地で発掘された陶器、金属器の修復を行うとともに、カルアト・ヒスン城の修復を行うための3Dデータの作成を完了したことを明らかにした。
カルアト・ヒスン城の修復については、シリア・ハンガリー合同使節団が現在、教会の天井部分の修復作業を行うために、周囲の壁や瓦礫の石質の調査を行っていることを明らかにした。
シリア・ハンガリー合同使節団は2000年からカルアト・ヒスン城、マルカブ城、アレッポ市旧市街で保全修復作業を行っているという。
SANA(8月9日付)が伝えた。
AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。
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