シリア国民連合のサブラー元代表「最高交渉委員会のなかにも、移行期においてアサド残留を認める者がいる」(2017年8月9日)

シリア革命反体制勢力国民連立のジョルジュ・サブラー元代表は、ザマーン・ワスル(8月9日付)に対し、カイロ・プラットフォームやモスクワ・プラットフォームだけでなく、リヤド・プラットフォームを主導する最高交渉委員会のなかにも、移行期においてアサド大統領の残留を認める者が現れるようになったことを明らかにした。

サブラー氏は「移行期におけるアサドの残留を主張するようになった者がいることはもはや隠し事ではない。最高交渉委員会内でさえ、移行期においてアサドが残留し得ると考えるようになっている者がいる」と述べた。

そのうえで、「我々はこの問題をシリア人の選択に委ねるたい。彼らはいまだに犠牲者となり、堪え忍んでいる。彼らは移行期にバッシャール・アサドが残留することを受け入れるだろうか?
我々はリヤドでの会合(2015年12月)での声明をしっかりと踏まえている。声明では、移行期にバッシャール・アサドは残留しないと既定している」と強調、アサド大統領の即時退陣を求めた。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017、Zaman al-Wasl, August 9, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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