UNCHR:2017年1~7月までの間にシリア難民60万人以上が帰国、うち67%はシリア政府支配地域に(2017年8月11日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2017年の1月から7月までの7ヶ月間で、周辺諸国に避難していたシリア難民60万人以上が帰国したと発表した。

この数は2016年の1年間でシリア国内に帰国した難民の数にほぼ匹敵するという。

UNHCR報道官によると、2017年1~7月に帰国したシリア難民は60万2,759人、一方2016年に帰国したシリア人難民は68万5,662人(ただし、2,016年には80万8,661人が再び避難した)。

60万人強のうちの67%は、昨年末から今年前半にかけてシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)から奪還したアレッポ県内の地域に帰還したという。

ARA News(8月11日付)が伝えた。

ARA News, August 11, 2017

AFP, August 11, 2017、AP, August 11, 2017、ARA News, August 11, 2017、Champress, August 11, 2017、al-Hayat, August 12, 2017、Kull-na Shuraka’, August 11, 2017、al-Mada Press, August 11, 2017、Naharnet, August 11, 2017、NNA, August 11, 2017、Reuters, August 11, 2017、SANA, August 11, 2017、UPI, August 11, 2017などをもとに作成。

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