ダルアー県知事のムハンマド・ハーリド・ハンヌース氏は、『ワタン』(8月15日付)に対し、反体制派の支配下にあるダルアー県のナスィーブ国境通行所が再開されるとの一部情報について、「単なる言葉に過ぎない…。通行所再開にかかる合意は(シリア、そしてヨルダンの)主権のもとでなされねばならない」と述べ、否定した。
ハンヌース知事の発言は、14日に、ヨルダンのムハンマド・ムーマニー内閣報道官(メディア担当大臣)が「シリア・ヨルダン国境の再開は両国共通の国益になる。我々は国境通行所に限らず、シリア全体の治安状況が正しい方向に向かうことを確認したいと考えている」と述べたのを受けたもの。
『ハヤート』(8月16日付)によると、ヨルダンは、ダルアー県ナスィーブ国境通行所の再開を、中立的なシリア人職員による管理、シリア国旗の掲揚、反体制派による実効支配などの条件付きで認める姿勢を示しているという。
AFP, August 15, 2017、AP, August 15, 2017、ARA News, August 15, 2017、Champress, August 15, 2017、al-Hayat, August 15, 2017、Kull-na Shuraka’, August 15, 2017、al-Mada Press, August 15, 2017、Naharnet, August 15, 2017、NNA, August 15, 2017、Reuters, August 15, 2017、SANA, August 15, 2017、UPI, August 15, 2017、al-Watan, August 15, 2017などをもとに作成。
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