トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、クルド民族主義政党の民主統一党(PYD)が北シリア民主連邦樹立に向けた動きを本格化させていることに関して、「我々は人民防衛隊(YPG)、民主統一党が、シリア北部にいわゆる国家を樹立しようとすることを決して認めない」と述べた。
エルドアン大統領は「一部の者たちがクルド国家を樹立したいと言っている。しかし、私はこうした発言がクルド人同胞への侮辱だと考えている…。なぜなら私は、クルド人同胞がシリア北部であれ、トルコ南部であれ、こうした政体が樹立される機会を与えようとはしないと信じているからだ…。PYDとYPGは地中海に至るテロの回廊をシリア北部に作りたいと考えている…。トルコはテロ組織がいるのならどこでも戦闘を続ける」と付言したうえで、クルド民族主義勢力に対するイランとの合同作戦の可能性について「常に提起されている」と強調した。
『ハヤート』(8月23日付)、ARA News(8月22日付)が伝えた。
AFP, August 22, 2017、AP, August 22, 2017、ARA News, August 22, 2017、Champress, August 22, 2017、al-Hayat, August 23, 2017、Kull-na Shuraka’, August 22, 2017、al-Mada Press, August 22, 2017、Naharnet, August 22, 2017、NNA, August 22, 2017、Reuters, August 22, 2017、SANA, August 22, 2017、UPI, August 22, 2017などをもとに作成。
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