YPG主体のシリア民主軍はラッカ市旧市街を完全制圧、市内のダーイシュの本拠地に迫る(2017年9月1日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官が、ラッカ市でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に旧市街を完全制圧し、ダーイシュの主要な施設がある治安限界地区に迫ったと発表した。

シリア民主軍の発表によると、ラッカ市内のスィバーヒーヤ地区、ルーマーニーヤ地区、ヒッティーン地区、カリーム地区、カーディスィーヤ地区、ヤルムーク地区、ナズラト・シハーダ地区、ヒシャーム・アブドゥルマリク地区、マシュラブ地区、工業地区、ダルイーヤ地区、バターニー地区(マンスール地区、ラーフィカ地区を含む旧市街)の制圧が完了したという。

AFP, September 1, 2017、AP, September 1, 2017、ARA News, September 1, 2017、Champress, September 1, 2017、al-Hayat, September 2, 2017、Kull-na Shuraka’, September 1, 2017、al-Mada Press, September 1, 2017、Naharnet, September 1, 2017、NNA, September 1, 2017、Reuters, September 1, 2017、SANA, September 1, 2017、UPI, September 1, 2017などをもとに作成。

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