ロシア国防省はダイル・ザウル県でのダーイシュの砲撃でロシア軍退役兵士2人が死亡したと発表(2017年9月4日)

ロシア国防省はインターネットを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県郊外での戦闘で、ロシア軍退役兵士1人が、ダーイシュ(イスラーム国)の砲撃で死亡、また1人が重傷を負い、搬送先の病院で死亡したと発表した。

この2人は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの車列に同行していた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月4日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にヒムス県の3カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,220市町村、武装組織の数は229組織に達したという。

AFP, September 4, 2017、AP, September 4, 2017、ARA News, September 4, 2017、Champress, September 4, 2017、al-Hayat, September 5, 2017、Kull-na Shuraka’, September 4, 2017、al-Mada Press, September 4, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 4, 2017、Naharnet, September 4, 2017、NNA, September 4, 2017、Reuters, September 4, 2017、SANA, September 4, 2017、UPI, September 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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