米主導の有志連合によるラッカ市爆撃で民間人10人以上が死亡(2017年9月4日)

ラッカ県では、シリア人権監視団が複数の信頼できる消息筋から得た情報によると、米軍主導の有志連合がラッカ市内各所を空爆し、少なくとも民間人11人が死亡した。

これに関して、SANA(9月4日付)は、有志連合がラッカ市の住宅街ナイーム交差点地区を爆撃し、住民14人が死亡したと伝えた。

また、シリア人権監視団によると、ラッカ市旧市街全域を掌握した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、ダーイシュの主要施設がある市内の治安厳戒地区への包囲を強めた。

シリア民主軍はまた、マンスール地区で交戦を続けた。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるタッル・リフアト市とマンナグ村を結ぶ街道で、人民防衛隊が攻撃を受け、司令官3人が死亡、そのほか多数が負傷した。

AFP, September 4, 2017、AP, September 4, 2017、ARA News, September 4, 2017、Champress, September 4, 2017、al-Hayat, September 5, 2017、Kull-na Shuraka’, September 4, 2017、al-Mada Press, September 4, 2017、Naharnet, September 4, 2017、NNA, September 4, 2017、Reuters, September 4, 2017、SANA, September 4, 2017、UPI, September 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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