ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月5日付)が活動家のアフマド・ミスリー氏の話として伝えたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を使うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にあるサフム・ジャウラーン村とジッリーン村間の地域に、所属不明のヘリコプター3機が飛来し、パラシュートを投下、また同地に着陸した。
ミスリー氏によると、同様の所属不明のヘリコプターが4月にもヤルムーク川流域にパラシュートを投下しているという。
この動きに関して、クッルナー・シュラカーは、ヘリコプターには、ヒムス県とダイル・ザイル県の県境の砂漠地帯で、米有志連合の空爆によって足止めを食ったダマスカス郊外県西カラムーン地方カーラ市無人地帯とレバノンのベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック村無人地帯から退去したダーイシュ(イスラーム国)戦闘員およびその家族の一部を搬送したものの可能性があると伝えた。
退去した戦闘員とその家族は二つのグループに分けられ、そのうちの一つがハーリド・ブン・ワリード軍支配地域に空路で移送され、別のグループはシリア政府支配地域に留まっているという。
AFP, September 5, 2017、AP, September 5, 2017、ARA News, September 5, 2017、Champress, September 5, 2017、al-Hayat, September 6, 2017、Kull-na Shuraka’, September 5, 2017、al-Mada Press, September 5, 2017、Naharnet, September 5, 2017、NNA, September 5, 2017、Reuters, September 5, 2017、SANA, September 5, 2017、UPI, September 5, 2017などをもとに作成。
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