シリア軍の包囲を受けるハマー県東部のダーイシュ支配地域から住民約420世帯がシャーム解放機構などが支配するイドリブ県に避難(2017年9月6日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(9月6日付)によると、シリア軍の包囲によって孤立化している県東部ワーディー・アズィーブ一帯地区のダーイシュ(イスラーム国)支配地域の住民420世帯が、シリア軍の検問所をすり抜け、反体制武装集団支配下のラフジャーン村に脱出、その後、シャーム解放機構などの支配下にあるイドリブ県に移送された。

カタール慈善協会によると、イドリブ県に移送された住民のうち、97世帯はマアッルサラーン村、150世帯はフワイン村に受け入れられ、それ以外の世帯はマアッルシューリーン村、ファルジャ村、タワーマ村、サラーキブ市、そして県北部の避難民キャンプなどに受け入れられたという。

Kull-na Shuraka’, September 6, 2017

Kull-na Shuraka’, September 6, 2017

Kull-na Shuraka’, September 6, 2017

Kull-na Shuraka’, September 6, 2017

Kull-na Shuraka’, September 6, 2017

AFP, September 6, 2017、AP, September 6, 2017、ARA News, September 6, 2017、Champress, September 6, 2017、al-Hayat, September 7, 2017、Kull-na Shuraka’, September 6, 2017、al-Mada Press, September 6, 2017、Naharnet, September 6, 2017、NNA, September 6, 2017、Reuters, September 6, 2017、SANA, September 6, 2017、UPI, September 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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