シリアとイランは日本が支援してきた発電所の復旧など電力部門での協力にかかる覚書に署名(2017年9月12日)

ムハンマド・ズハイル・ハルブートリー電力大臣は、発電公社のハンムード・ラマダーン総裁とともにイランの首都テヘランを訪問し、イランのサッタール・マフムーディー・エネルギー大臣、マブナー社のアリー・アバーディー最高経営責任者と、電力部門での協力にかかる覚書に署名した。

ラタキア県での新規発電所建設(出力540メガワット)、タルトゥース県バーニヤース市のガス・ユニット5基(出力125メガワット)の新設、アレッポ市郊外の火力発電所の被害実態の評価、同地の第1ガス・ユニットおよび第5ガス・ユニットの復旧準備、E-SCADA(電力監視制御データ収集システム)復旧に向けた準備、ダイル・ザウル県ティーム発電所(出力90メガワット)の復旧準備、ヒムス県ジャンダル発電所の補修準備などが盛り込まれている。

SANA(9月12日付)が伝えた。

なお、アレッポ市郊外の火力発電所、ジャンダル発電所は日本が技術支援などを行ってきた施設。

SANA, September 12, 2017

AFP, September 12, 2017、ANHA, September 12, 2017、AP, September 12, 2017、ARA News, September 12, 2017、Champress, September 12, 2017、al-Hayat, September 13, 2017、Kull-na Shuraka’, September 12, 2017、al-Mada Press, September 12, 2017、Naharnet, September 12, 2017、NNA, September 12, 2017、Reuters, September 12, 2017、SANA, September 12, 2017、UPI, September 12, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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