シリア・ロシア両軍はダルアー県の要衝カフルシャムス町の反体制武装集団に和解に応じるよう求める(2017年9月12日)

クッルナー・シュラカー(9月12日付)は、ダルアー県北部のサナマイン市に展開するシリア・ロシア両軍部隊が、カフルシャムス町で活動を続ける反体制武装集団に、シリア政府との和解に応じ、同地を退去し、アンタル丘方面に撤退するよう求めていると伝えた。

カフルシャムス町が、ダルアー県内のロシア軍展開地域を一望できる場所にあることが背景にあるという。

これに対して、ハウラーン・カフルシャムス・ムジャーヒディーン旅団(アフマド・ラスミー司令部)、第1歩兵旅団(マーリク・シャリーフ司令部)、アブー・カースム旅団(ムハンマド・ムハンマド・ハイイル・ザルカーン司令部)、イスラームの剣中隊旅団(ハーリド・ムハンマド・ハイイル・ザルカーン司令部)は11日付で共同声明を出し、カフルシャムス町に対するいかなる敵対行為に対しても鉄剣で応じると表明し、和解を拒否した。

Kull-na Shuraka’, September 12, 2017

AFP, September 12, 2017、ANHA, September 12, 2017、AP, September 12, 2017、ARA News, September 12, 2017、Champress, September 12, 2017、al-Hayat, September 13, 2017、Kull-na Shuraka’, September 12, 2017、al-Mada Press, September 12, 2017、Naharnet, September 12, 2017、NNA, September 12, 2017、Reuters, September 12, 2017、SANA, September 12, 2017、UPI, September 12, 2017などをもとに作成。

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