『ハヤート』(9月19日付)は、複数の反体制武装集団筋の話として、米主導の有志連合およびその支援を受ける反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、[土地は我らのものだ」作戦司令室」)が、6月に新設していたヒムス県東部のザクフ地区の基地から撤退した、と伝えた。
革命特殊任務軍の司令官マフムード・アブドゥッラー大佐(離反士官)は、革命特殊任務軍が米国からの西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への協力要請を拒否したことを受けて、有志連合がザクフ基地一帯からタンフ国境通行所方面に撤退したと発表、「シリア革命に対する米国の姿勢の不明瞭さ」の証と批判した。
また、東部獅子軍のユーヌス・サラーマ広報局長は、有志連合の部隊と革命特殊任務軍がタンフ国境通行所の基地に撤退したと述べた。
しかし、革命特殊任務軍のアブー・アスィール・ハーブーリー報道官は撤退を「事実無根」と否定した。
また、革命特殊任務軍の司令官の一人ムハンナド・タラーア氏は、ザクフ基地が撤退前に完全に破壊されたと述べ、ロシア軍に引き渡されたことを否定した。
AFP, September 18, 2017、ANHA, September 18, 2017、AP, September 18, 2017、ARA News, September 18, 2017、Champress, September 18, 2017、al-Hayat, September 19, 2017、Kull-na Shuraka’, September 18, 2017、al-Mada Press, September 18, 2017、Naharnet, September 18, 2017、NNA, September 18, 2017、Reuters, September 18, 2017、SANA, September 18, 2017、UPI, September 18, 2017などをもとに作成。
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