ハマー県では、クッルナー・シュラカー(9月19日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が主導する反体制武装集団が、「アッラーの僕たちよ、はっきりせよ」の戦いを開始し、イドリブ県との県境に位置する北部一帯に侵攻し、シュウサ村、トゥライスィーヤ村、ズグバ村、カスル・マフラム村、タッラト・スーダ村を制圧した。
複数の親政権筋によると、シリア軍部隊はトゥライスィーヤ村、カーヒラ村、シュウサ村、タッラト・スーダ村から撤退、シリア・ロシア両軍戦闘機が同地を空爆した。
アブドゥッラッザーク・スバイフを名乗る地元のメディア活動家によると、この空爆で、民間人7人が負傷したという。
なお、SANA(9月19日付)は、シリア軍が予備部隊とともに、県北部に侵攻したシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党を迎撃、これを撃退したと伝えた。
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一方、シャーム解放機構のハマー地区軍事局は声明を出し、「アッラーの僕たちよ、はっきりせよ」の戦いへの参加を呼びかけた。
だが、同時に、参加を希望する者たちに対して、作戦終了後に武器弾薬を返却することを条件にこれらを支給すると表明した。
AFP, September 19, 2017、ANHA, September 19, 2017、AP, September 19, 2017、ARA News, September 19, 2017、Champress, September 19, 2017、al-Hayat, September 20, 2017、Kull-na Shuraka’, September 19, 2017、al-Mada Press, September 19, 2017、Naharnet, September 19, 2017、NNA, September 19, 2017、Reuters, September 19, 2017、SANA, September 19, 2017、UPI, September 19, 2017などをもとに作成。
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