サウジ日刊紙でイランを酷評したロジャヴァ・アサーイシュ総司令官解任(2017年9月19日)

Rudaw(9月19日付)は、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュのジャワーン・イブラーヒーム総司令官が民政局を主導する民主統一党(PYD)によって解任されたと伝えた。

イブラーヒーム氏解任は、2週間ほど前に、サウジアラビア日刊紙『ウカーズ』7月27日付でイランを批判したことを受けたものだと見られる。

イブラーヒーム氏は『ウカーズ』のなかで、「イランの計画は、シリアやこの地域におけるダーイシュ(イスラーム国)の計画よりも危険だ…。問題は、この計画には、地域、国際社会のレベルがあって、慎重に検討されており、地域を支配することをめざしていることにある…。(イラク革命防衛隊ゴドス軍団司令官の)ガーセム・ソレイマーニーは地域でもっとも危険な人物だ」と批判していた。

‘Ukaz, July 27, 2017

AFP, September 19, 2017、ANHA, September 19, 2017、AP, September 19, 2017、ARA News, September 19, 2017、Champress, September 19, 2017、al-Hayat, September 20, 2017、Kull-na Shuraka’, September 19, 2017、al-Mada Press, September 19, 2017、Naharnet, September 19, 2017、NNA, September 19, 2017、Reuters, September 19, 2017、Rudaw, September 19, 2017、SANA, September 19, 2017、‘Ukaz, July 27, 2017、UPI, September 19, 2017などをもとに作成。

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