ダイル・ザウル軍事評議会はイラク国境地帯解放に向けて進軍を開始する一方、YPGはラッカ市の80%を解放(2017年9月20日)

「ジャズィーラの嵐」作戦を主導する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・アブー・ハウラ総司令官は、ANHA(9月20日付)に対して、ダイル・ザウル市北東部郊外のユーフラテス川左岸に位置する工場地区方面から東進し、ダイル・ザウル県北東部のハーブール川右岸に位置するスワル市および同市東部のイラク国境をダーイシュ(イスラーム国)の支配から解放するため進軍を開始したと発表した。

ANHA, September 20, 2017

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあったラッカ市北部の砂糖工場方面に進軍し、第17師団基地一帯、穀物サイロ地区を制圧、また市内のティシュリーン地区、ルマイラ地区、ラウダ地区、穀物粉砕工場一帯を制圧し、同市の80%を解放したと発表した。

ANHA, September 20, 2017

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

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