『ハヤート』(9月21日付)は、複数の会合筋の話として、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が、第72回国連総会に出席するために米国ニューヨークに参集している関係当時国に対して、シリア地図を五つに塗り分けた「ソフトな分割」案を提示したと伝えた。
デミストゥラ氏は、紛争当事者による支配地域の分割、あるいは「ソフトな分割」が、もっとも現実的且つ論理的だと考え、その実現をこれまで以上に楽観視しているという。
同消息筋によると、デミストゥラ氏が示した「ソフトな分割」案では、シリア地図は、①シャーム解放機構が支配を続ける北部、②ロシア、ヨルダン、米国が監督する南部の停戦地帯、③西クルディスタン移行期民政局が実効支配する北部、④(旧)ダーイシュ(イスラーム国)支配地域(東部)、⑤シリア政府支配下の主要都市部、沿岸地方、レバノン国境地帯、に塗り分けられているという。
AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。
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