イラン国営テレビIRIB(9月25日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊が24日(日曜日)、ダイル・ザウル県東部のイラク国境近くでダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して、無人航空機で空爆を実施したと伝えた。
ロイター通信(9月25日付)が伝えたところによると、この爆撃でダーイシュの車輌や装備が破壊され、またヒズブッラーの中央戦争広報局によると、拠点複数カ所と装備が破壊されたという。
ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、この爆撃は、シリア軍および同盟部隊によるブーカマール市に向けた掃討作戦「ファジュル3作戦」の一環として行われたという。
なお、中東戦争広報局は、ユーチューブ(https://youtu.be/Kfnw6N1YD9k)には無人航空機による爆撃の映像が公開された。
この映像によると、爆撃は4回にわたり実施された。
ダイル・ザウル県東部のイラク国境地帯は、米主導の有志連合が支援するダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)がダーイシュの掃討を目的とする「ジャズィーラの嵐」作戦を遂行中で、ユーフラテス川左岸(東岸)は有志連合が制空権を握っている。
Youtube, September 25, 2017
Youtube, September 25, 2017
Youtube, September 25, 2017
Youtube, September 25, 2017
AFP, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ハサカ県では、シリア人権監視団…
ANHAによると、北・東シリア…