西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党(PYD)のサーリフ・ムスリム共同党首は、イラク・クルディスタン地域の独立を問う住民投票(25日)に関して、『シャルク・アウサト』(9月26日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)の取材に対して、「人民防衛隊(YPG)は、イラク・クルディスタンが攻撃を受けたらクルド人民の側につくだろう」との述べた。
住民投票そのものについても、「みなにとって当然の権利で、我々は(クルド)人民が投票を行い、権利を行使することを支持する」と述べた。
党内の複数の幹部が、住民投票を「土地を得るが大義を失う」行為とみなして、疑義を呈していることについても、「意見の対立があるが、それは我々どうしの内輪の問題だ。クルド自民がいかなる問題に直面しようと、我々は彼らとともにある。YPGは、イラク・クルディスタンが攻撃を受けたらクルド人民の側につくだろう」と強調した。
また、民主統一党幹部の一人で北シリア民主連邦樹立評議会共同議長のハディーヤ・ユースフ女史は、トルコ、イランがイラクとの国境を封鎖し、イラク・クルディスタン地域を封じ込めようとしていることを受け、スィーマルカー国境通行所(ハサカ県)などイラク・クルディスタン地域と接する国境通行所を開放し続けると述べた。
AFP, September 26, 2017、ANHA, September 26, 2017、AP, September 26, 2017、ARA News, September 26, 2017、Champress, September 26, 2017、al-Hayat, September 27, 2017、Kull-na Shuraka’, September 26, 2017、al-Mada Press, September 26, 2017、Naharnet, September 26, 2017、NNA, September 26, 2017、Reuters, September 26, 2017、SANA, September 26, 2017、al-Sharq al-Awsat, September 26, 2017、UPI, September 26, 2017などをもとに作成。
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