アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月15日付)によると、トルコ軍の支援を受けるユーフラテスの盾作戦司令室(「家の者たち」作戦司令室、ハワール・キリス作戦司令室)所属の二大組織、シャーム戦線とスルターン・ムラード師団が、マンビジュ市郊外のハムラーン村一帯で交戦した。
両組織は、アアザーズ市北部のバーブ・サラーマ国境通行所の管理、国民軍としての統合をめぐって対立を深めていた。
この戦闘に関して、シャーム戦線側の武装集団は声明を出し、スルターン・ムラード師団などからなる武装集団の車列から攻撃を受けたと発表する一方、師団がバーブ・サラーマ国境通行所のシリア革命反体制勢力国民連立暫定内閣への譲渡を脅威とみなし、街道を封鎖していると非難した。
また、ハワール・キリス作戦司令室の合同司令部も声明を出し、スルターン・ムラード師団を中心とする武装集団による攻撃で、シャーム戦線側に3人の負傷者が出たことを明らかにしたうえで、両者の仲裁に乗り出す意思を表明した。
AFP, October 15, 2017、ANHA, October 15, 2017、AP, October 15, 2017、ARA News, October 15, 2017、Champress, October 15, 2017、al-Hayat, October 16, 2017、Kull-na Shuraka’, October 15, 2017、al-Mada Press, October 15, 2017、Naharnet, October 15, 2017、NNA, October 15, 2017、Reuters, October 15, 2017、SANA, October 15, 2017、UPI, October 15, 2017などをもとに作成。
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