シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、イスラエル軍戦闘機複数機が午前8時15分、レバノンのベカーア県バアルベック郡上空を経由してシリア領空を侵犯、防空部隊がただちに迎撃し損傷を負わせ、撃退したと発表した。
また、11時38分、イスラエル軍は今度は、占領下のゴラン高原からロケット弾複数発を発射し、1発がダマスカス郊外県のシリア軍拠点に命中した。
SANA(10月16日付)が伝えた。
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これに関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ(Avichay Adraee)報道官は、フェイスブックの自身のアカウント(https://www.facebook.com/IDFarabicAvichayAdraee/)を通じて、首都ダマスカスの東部50キロに位置するラマダーン地区にあるシリア軍の地対空ミサイル発射台複数基を攻撃、これを破壊したと発表した。
攻撃は、レバノン領空で「通常」の航空撮影任務を遂行中のイスラエル軍航空機に対して、シリア軍防空部隊がSA-5地対空ミサイルを発射したことへの報復。
攻撃を行った航空部隊は無事帰還したという。
AFP, October 16, 2017、ANHA, October 16, 2017、AP, October 16, 2017、ARA News, October 16, 2017、Champress, October 16, 2017、al-Hayat, October 17, 2017、Kull-na Shuraka’, October 16, 2017、al-Mada Press, October 16, 2017、Naharnet, October 16, 2017、NNA, October 16, 2017、Reuters, October 16, 2017、SANA, October 16, 2017、UPI, October 16, 2017などをもとに作成。
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