『ハヤート』(10月19日付)は、イスラエルの複数の消息筋の話として、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が17日のイスラエル訪問時に、シリア・イスラエル国境地帯に設置されている「安全ベルト」を拡大することに同意したと伝えた。
「安全ベルト」は、7月にロシアと米国(ヨルダン、イスラエル)がダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県での緊張緩和地帯設置に合意した際に、合わせて設置が合意されていた。
これにより、レバノンのヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊および同部隊が支援する外国人民兵は、イスラエル国境から「40キロ以内」の地域から撤退を求められていた。
今回のショイグ国防大臣の訪問では、ロシア側は総延長40キロにわたって「安全ベルト」を設置することを拒否したが、その幅を10~15キロに「拡大」することを確認したという。
AFP, October 18, 2017、ANHA, October 18, 2017、AP, October 18, 2017、ARA News, October 18, 2017、Champress, October 18, 2017、al-Hayat, October 19, 2017、Kull-na Shuraka’, October 18, 2017、al-Mada Press, October 18, 2017、Naharnet, October 18, 2017、NNA, October 18, 2017、Reuters, October 18, 2017、SANA, October 18, 2017、UPI, October 18, 2017などをもとに作成。
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