ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、フランス、英国、ドイツがラッカ市での人道支援のための資金拠出を発表したことに関して、「ラッカ市が有志連合の空爆が終わって行き着く間もなく、米国、フランス、ドイツといった国の高官が、同市に平和な生活を取り戻させると言って、数千万ドル、数千万ユーロという緊急資金供与を行うとの声明を出している。我々はこうした対応を歓迎するが、多くの疑問が残る…。ロシアは過去何年にもわたって欧米諸国に戦争で被災したシリア人に人道支援を送るよう何度も呼びかけてきた。また、シリア人を善人、悪人に分けずに、支援が必要な居住地域のリストを準備してきた。しかし、米国、ドイツ、フランス、英国からの答えはいつも「そのようなことはできない」というものだった…。ラッカ市だけに資金を援助する欧米諸国の動機の背後にどのような理由があるのか」と批判した。
一方、コナシェンコフ報道官は、ラッカ市に対する有志連合の空爆に関して、「ラッカ市は、1945年に、米英の空爆で地球上から消滅したドレスデンと同じ運命を辿った」と非難した。
AFP, October 22, 2017、ANHA, October 22, 2017、AP, October 22, 2017、ARA News, October 22, 2017、Champress, October 22, 2017、al-Hayat, October 23, 2017、Kull-na Shuraka’, October 22, 2017、al-Mada Press, October 22, 2017、Naharnet, October 22, 2017、NNA, October 22, 2017、Reuters, October 22, 2017、SANA, October 22, 2017、UPI, October 22, 2017などをもとに作成。
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