ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、モスクワで開催されたASEAN国防相会議でシリア情勢に言及、2015年9月にシリア政府の要請を受けてロシア軍が「テロ組織」に対する空爆を開始して以降、ロシア空軍爆撃によって、948の教練キャンプ、666の武器弾薬製造工場、1,500の装備を破壊したとの成果を発表した。
またロシア軍の支援を受けたシリア軍がこの間に、998の市町村、50万3,000地区、223平方キロを解放し、治安と安定を回復、2,500地区がラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの仲介により和解に応じ、121万人の市民が帰還した(うち66万人が今年帰還)と強調した。
ショイグ国防大臣はそのうえで、ASEAN諸国にシリア復興に参与するよう呼びかけた。
『ハヤート』(10月25日付)などが伝えた。
AFP, October 24, 2017、ANHA, October 24, 2017、AP, October 24, 2017、ARA News, October 24, 2017、Champress, October 24, 2017、al-Hayat, October 25, 2017、Kull-na Shuraka’, October 24, 2017、al-Mada Press, October 24, 2017、Naharnet, October 24, 2017、NNA, October 24, 2017、Reuters, October 24, 2017、SANA, October 24, 2017、UPI, October 24, 2017などをもとに作成。
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