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米英は国連とOPCWの合同調査機構報告書発表を受け、国連第7章に基づく新たな安保理決議採択をめざす(2017年10月27日)

マシュー・ライクロフト英国連大使は、国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構(Joint Investigation Mechanism、JIM)が10月26日に国連安保理に発表した報告書に関して、「我々は安保理諸国と合同調査機構の報告に基づいて行動を継続する方法について検討しており、我々が達していた合意(2013年の国連安保理決議2118号)を実行するため、国連憲章第7章のもとで決議を採択せねばならない」と述べた。

マイクロフト英国連大使はまた「ロシアはアサド政権を守るためにできることすべてをしている…。ロシアは合同調査機構の名声を傷つけるために行動し、その報告を批判し、政治的に歪められ、客観性とプロフェッショナリズムを欠いていると非難するだろう」として、ロシアの姿勢を非難した。

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ニッキー・ヘイリー米国連大使は「我々は何度も、アサド政権によって化学兵器が使用されたことを独自に確認している…。国連安保理は、いかなる者による化学兵器の使用に対しても寛容でなく、調査団の活動を全面支援するとの明確なメッセージを発信すべきだ」と述べた。

AFP, October 27, 2017、ANHA, October 27, 2017、AP, October 27, 2017、ARA News, October 27, 2017、Champress, October 27, 2017、al-Hayat, October 28, 2017、Kull-na Shuraka’, October 27, 2017、al-Mada Press, October 27, 2017、Naharnet, October 27, 2017、NNA, October 27, 2017、Reuters, October 27, 2017、SANA, October 27, 2017、UPI, October 27, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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