シリア政府と反体制武装集団の協議「アスタナ7会議」が10月30、31日に開催されるのを前に、ファーティフ・ハッスーン大佐を団長とする反体制武装集団の代表団がカザフスタンの首都アスタナに到着した。
『ハヤート』(10月30日付)が反体制派代表団に参加するアフマド・ウスマーン大佐の話として伝えたところによると、アスタナ7会議では、イドリブ県などでの緊張緩和地帯での停戦、人道支援物資搬入、そして逮捕者釈放などの問題が議論される予定で、代表団には、シャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動、スルターン・ムラード師団、イスラーム軍、ナスル軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、中部師団、祖国解放運動、東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団、ダーライヤー殉教者からなる「軍事委員会」の代表13人、「政治委員会」の代表6人、「法務委員会」の顧問2人、「広報委員会」の代表5人が参加するという。
一方、これまでの会議に参加していた南部戦線は、スプートニク・ニュース(10月29日付)に対して、イサーム・ライイス報道官が招聘されれば参加するとの意思を表明、招待されていないことを明らかにした。
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SANA(10月29日付)によると、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団もアスタナ入りした。
AFP, October 29, 2017、ANHA, October 29, 2017、AP, October 29, 2017、ARA News, October 29, 2017、Champress, October 29, 2017、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2017、al-Hayat, October 30, 2017、Kull-na Shuraka’, October 29, 2017、al-Mada Press, October 29, 2017、Naharnet, October 29, 2017、NNA, October 29, 2017、Reuters, October 29, 2017、SANA, October 29, 2017、Sputnik News, October 29, 2017、UPI, October 29, 2017などをもとに作成。
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