ロイター通信(11月3日付)は、シリア政府に近い中東地域の高官の話として、米国の高官が今週シリアを訪問し、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長と秘密裏に会談し、シリア国内で失踪したCIA工作員を含む米国人の行方調査など、安全保障問題について意見を交わした、と伝えた。
中東地域の高官によると、米国高官の訪問について「重要なステップ」と高く評価しつつ、「しかしシリア政府は米国の姿勢を信用していない」と述べた。
また、マムルーク議長は、シリア領内における米軍部隊の駐留を占領とみなして反発、これに対して米国高官は「我々は顧問として進駐し、ダーイシュ(イスラーム国)と戦っている」と弁明したという。
AFP, November 3, 2017、ANHA, November 3, 2017、AP, November 3, 2017、ARA News, November 3, 2017、Champress, November 3, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2017、al-Hayat, November 4, 2017、al-Mada Press, November 3, 2017、Naharnet, November 3, 2017、NNA, November 3, 2017、Reuters, November 3, 2017、SANA, November 3, 2017、UPI, November 3, 2017などをもとに作成。
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