アレッポ県では、ヌールッディーン・ザンキー運動が発表した声明によると、アレッポ市西部郊外のハイヤーン町に展開していたシャーム解放機構の治安部隊が、ラトヤーン村の前線でヌールッディーン・ザンキー運動の武器や車輌を強奪、戦闘員に対して、同運動以外の組織のもとで活動するよう明示、拠点から追放した。
これを受け、ヌールッディーン・ザンキー運動とシャーム解放機構は、ハイヤーン町、アナダーン市一帯に検問所を設置し、逮捕合戦を激化させ、ついにはシャーム解放機構が、トルコ国境に近いイドリブ県のダーナー市、アティマ村にあるヌールッディーン・ザンキー運動の拠点に対して攻撃を加えた。
一方、事態を受けて、ハイヤーン・シューラー評議会は声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動に対して、同地一帯に立ち入らないよう要請し、シャーム解放機構に理解を示した。
ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)が伝えた。
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このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)によると、ヌールッディーン・ザンキー運動は、自由アレッポ県のムハンマド・ムスタファー教育局長を逮捕した。
AFP, November 7, 2017、ANHA, November 7, 2017、AP, November 7, 2017、ARA News, November 7, 2017、Champress, November 7, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2017、al-Hayat, November 8, 2017、al-Mada Press, November 7, 2017、Naharnet, November 7, 2017、NNA, November 7, 2017、Reuters, November 7, 2017、SANA, November 7, 2017、UPI, November 7, 2017などをもとに作成。
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