ダマスカス県では、SANA(11月20日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、ハーリド・ブン・ワリード通り、ムジュタヒド地区ファイハー・スポーツ・サロンに着弾し、4人が死亡、183人が負傷した。
犠牲となった4人のうち2人は、シリアの柔道ナショナル・チームのメンバーだった。
反体制武装集団が撃った迫撃砲弾はまた、アルヌース広場にも着弾したが、死傷者はなかった。
一方、ロシア外務省は声明を出し、ロシア大使館の居住ブロックの外壁に迫撃砲弾1発が着弾し、施設の壁、電気系統、水道施設が損害を受けたと発表、「シリア領内で和平を望まない武装集団」によって「女性、子どもとといった民間人だけでなく、ロシア代表部も意図的に狙われている」と非難し、欧米諸国に対してこうした行為を黙認しないよう訴えた。
これらの砲撃に対して、シリア軍も応戦し、ダマスカス郊外県東グータ地方各所を砲撃した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(11月20日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がジャルマーナー氏を砲撃し、子ども1人が死亡した。
これらの砲撃に対して、シリア軍も応戦し、ダマスカス郊外県東グータ地方各所を砲撃した。
一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月20日付)によると、「彼らが不正を働いた」の戦いと銘打って攻撃を激化させているシャーム解放機構、ラフマーン軍団などからなる武装集団がハラスター市の前線で共和国護衛隊の部隊を要撃し、多数の兵士を殺害した。
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クナイトラ県では、SANA(11月20日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がバアス市の福祉地区を砲撃し、3人が負傷した。
シャーム解放機構らはまた、ハミーディーヤ村に対しても砲撃を行い、少なくとも3人が負傷した。
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ハマー県では、SANA(11月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県北東部(サアン町北方)のシュハイティル村一帯でアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、同村を制圧した。
一方、シャーム解放機構に近いイバー通信(11月20日付)によると、シャーム解放機構はシリア軍との戦闘の末にシュハイティル村、タッラト・バリールを奪還したという。
AFP, November 20, 2017、ANHA, November 20, 2017、AP, November 20, 2017、ARA News, November 20, 2017、Champress, November 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2017、al-Hayat, November 21, 2017、al-Mada Press, November 20, 2017、Naharnet, November 20, 2017、NNA, November 20, 2017、Reuters, November 20, 2017、SANA, November 20, 2017、UPI, November 20, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, November 20, 2017などをもとに作成。
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