22日にリヤドで開幕予定の反体制派拡大会合の主目的はジュネーブ会議の反体制派統一代表団の輩出(2017年11月20日)

サウジアラビアの首都リヤドで反体制派の拡大会合(リヤド2大会)の開催(11月22日から24日)を直前に控え、会合に出席を予定している無所属の活動家ハーリド・マハーミード氏は『ハヤート』(11月21日付)に対して、三つのプラットフォーム(リヤド、モスクワ、カイロ)がヴィジョンを一つにし、統一代表団を結成するうえでの最大の障害は、反体制派個々人の政治的意識の未成熟にあると批判した。

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一方、ジュネーブ会議においてカイロ・プラットフォームの代表団長を務めるフィラース・ハーリディー氏は、『ハヤート』(11月21日付)に対して、「リヤドでの大会は、すべての勢力に共通のヴィジョンに基づいて、最高交渉委員会をより真摯なかたちで再生産するものとなる…。新たな骨格のもとに作り出される(新たな)最高交渉委員会は、次回のジュネーブでの会合で反体制派の唯一の代表になるだろう」と述べた。

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また、シリア革命反体制勢力国民連立のアブドゥルイラーフ・ファフド前事務局長も『ハヤート』(11月21日付)に対して、会合の主な目的は「新たな委員会の再選出することで、そこからジュネーブ会議の統一代表団が輩出される」と述べた。

AFP, November 20, 2017、ANHA, November 20, 2017、AP, November 20, 2017、ARA News, November 20, 2017、Champress, November 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2017、al-Hayat, November 21, 2017、al-Mada Press, November 20, 2017、Naharnet, November 20, 2017、NNA, November 20, 2017、Reuters, November 20, 2017、SANA, November 20, 2017、UPI, November 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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