ロシアのヴィタリー・ゲラシモフ参謀総長は、アサド大統領が電撃訪問した南部ソチで、イランのモハンマド・バーゲリー軍参謀長、トルコのフルシ・アカル参謀総長と個別に会談し、イドリブ県および同県一帯に設置された緊張緩和地帯での三カ国の協力強化に合意するとともに、シリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)の残党殲滅に向けた実務的措置について検討した。
会談では、テロ組織掃討に向けたさらなる措置、安全保障地帯における安全確保、紛争の政治的解決に向けた取り組み促進などについて意見が交わされた。
ゲラシモフ参謀総長は、三カ国の取り組みが大きな成果をもたらし、シリアの主権と領土の一体性が維持されていると指摘、内戦は終わり、和平実現と避難民の帰還に向けた条件が整いつつあると強調した。
そのうえで「シリアにおける軍事作戦の活動期は終わりに近づいている。議論されるべきいくつかの争点はあるが、活動期は論理的に終わりつつある」と付言した。
ロシア国防省が発表した。
AFP, November 21, 2017、ANHA, November 21, 2017、AP, November 21, 2017、ARA News, November 21, 2017、Champress, November 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 21, 2017、al-Hayat, November 22, 2017、al-Mada Press, November 21, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 21, 2017、Naharnet, November 21, 2017、NNA, November 21, 2017、Reuters, November 21, 2017、SANA, November 21, 2017、UPI, November 21, 2017などをもとに作成。
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