11月半ばにトルコの工作によって西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を離反したタラール・スィッルー前報道官は、アナトリア通信(12月2日付)の単独インタビューに応じた。
スィッルー氏が公の場で発言するのは離反後初めて。
スィッルー氏はインタビューのなかで主に以下の通り述べた。
「米国は、シリアでダーイシュ(イスラーム国)と戦ういわゆるシリア民主軍を支援するとして、クルディスタン労働者党(PKK)に重火器や高性能兵器を供与したが、どのように使用されるかはまったく監視していない」。
「最初、私はアフリーン地域から、サラージカ旅団の名で、革命家軍(シリア民主軍所属)に加わるよう呼びかけを受けた。当時はトルコにいた。その後知り合うことになるハッジ・アフマド・ハドルーを名乗るアフリーン地域の責任者がいた。彼はPKKの幹部の一人だった」。
「シリア民主軍内で司令官たちは決定権を持っていなかった。決定権者はハドルーを名乗る人物で、彼はPKKの幹部だった」。
AFP, December 2, 2017、ANHA, December 2, 2017、AP, December 2, 2017、ARA News, December 2, 2017、Champress, December 2, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2017、al-Hayat, December 3, 2017、al-Mada Press, December 2, 2017、Naharnet, December 2, 2017、NNA, December 2, 2017、Reuters, December 2, 2017、SANA, December 2, 2017、UPI, December 2, 2017などをもとに作成。
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