西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の総司令部は声明を出し、アラブ人部族と連携し、ロシア軍および米主導の有志連合からの支援を受けて、ダイル・ザウル県東部からダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地全土を解放したと発表し、ロシアに謝意を表明した。
総司令部はまた、ダーイシュとの戦いを貫徹するため、アラブ人部族、ロシア軍、有志連合との合同作戦司令室を設置する準備があるとの意思を示した。
声明は、ダイル・ザウル市郊外のユーフラテス川東岸(左岸)に位置するシリア民主軍支配下のサーリヒーヤ村(サーリヒーヤ地区)でヌーリー・マフムードYPG報道官が読み上げ、ライラウィー・アブドゥッラー「ジャズィーラの嵐」作戦司令室報道官、ガッサーン・ユースフ・ダイル・ザウル民政評議会共同議長が同席、またアレクセイ・キム(Aleksey Kim、アレクサンドル・キム)氏を団長とするロシア軍使節団も立ち会った。
AFP, December 3, 2017、ANHA, December 3, 2017、AP, December 3, 2017、ARA News, December 3, 2017、Champress, December 3, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2017、al-Hayat, December 4, 2017、al-Mada Press, December 3, 2017、Naharnet, December 3, 2017、NNA, December 3, 2017、Reuters, December 3, 2017、SANA, December 3, 2017、UPI, December 3, 2017などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…