トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、公正発展党(APK)の国会内会派に所属する議員との会合で、ラッカ市から脱出したダーイシュ(イスラーム国)の幹部や戦闘員とエジプトでのテロ事件との関係を暴露し、米国がテロ支援を行っていると批判した。
TRT(12月5日付)が伝えたところによると、エルドアン大統領は会合で、「ラッカ市を去った(ダーイシュの)テロリストどもは、エジプトに送られ、シナイ半島で利用された」と述べた。
エジプトでは11月24日、北市内県アリーシュ西郊にあるモスクが襲撃され、少なくとも235人が死亡していた。
エルドアン大統領はまた「米国は(西クルディスタン移行期民政局の)人民防衛隊に供与した武器を回収すると約束した…。米国の計画が我々に対して向けられていることを我々は目にしている。シリア北部にテロ回廊が作られようとしている。なぜ、ダーイシュ(イスラーム国)がいない地域に、米国の武器が供与されているのか。誰に対して向けられているのか? トルコとロシア、そしておそらくはロシアだろう…。疑う余地なく、米国が行っているのはテロ支援だ…。我々は、米国内の一部の連中が我が国の隣にテロ国家を作ろうとしているのを黙認し続けることはない」と述べた。
AFP, December 5, 2017、ANHA, December 5, 2017、AP, December 5, 2017、ARA News, December 5, 2017、Champress, December 5, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2017、al-Hayat, December 6, 2017、al-Mada Press, December 5, 2017、Naharnet, December 5, 2017、NNA, December 5, 2017、Reuters, December 5, 2017、SANA, December 5, 2017、TRT Haber, December 5, 2017、UPI, December 5, 2017などをもとに作成。
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