ロシア国防省は、ダーイシュ(イスラーム国)支配下にあったシリア領内のすべての地域が解放され、ダーイシュが敗北したと発表した。
ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長(兼第1国防副大臣)は記者会見で「シリア国内におけるダーイシュの全組織は敗北した。シリアはテロリストから解放された。セルゲイ・ショイグ国防大臣は、ヴラジミール・プーチン大統領に1時間前にその旨を伝えた」と述べた。
ゲラシモフ参謀総長は、シリア軍のスハイル・ハサン准将が指揮する部隊が第5軍団(いわゆる予備部隊)とともに、6日にサーリヒーヤ(サーリヒーヤト・ジャズィーラ)村などユーフラテス川右岸(西岸)一帯を制圧し、1000以上の村が解放されたことで、「ダーイシュによって支配されている地域は今日シリアになくなった」と発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, December 6, 2017をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…