ダマスカス郊外県では、SANA(12月12日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県南西部のバイト・ジン村一帯、マガル・ミール村一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦し、東マクトゥール丘にあるシャーム解放機構の全拠点を破壊した。
一方、『ハヤート』(12月13日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けるアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が、同地からイドリブ県への退去をめぐって内部対立を強めていると伝えた。
シャーム解放機構の退去をめぐっては、ロシアが反体制武装集団側と合意に達したと伝えられていた。
なお、東グータ地方には、シャーム解放機構の戦闘員約500人が残留しているという。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北東部で進攻を続け、シャーム解放機構などからなる武装集団との戦闘の末、ムシャイリファ村を制圧した。
AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。
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