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ロシアのプーチン大統領はタルトゥース市のロシア軍基地拡張にかかる法案を下院に提出(2017年12月13日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ロシア連邦議会下院(ドゥーマ)に、タルトゥース市にあるロシア軍の補給基地の拡張にかかる法案を提出した。

タス通信(12月13日付)によると、法案は、ロシア軍によるタルトスース港使用にかかる合意の有効期間を49年と定め、ロシア・シリア両政府のいずれかが書面で合意内容の変更を求めない限り、25年自動更新されると記されているという。

また、法案には、ロシア軍が基地内の共同施設を無償で利用できること、基地がシリアの行政・司法の管轄外に置かれること、ロシア軍が適切な兵員を派遣できることなどが定められているという。

AFP, December 13, 2017、ANHA, December 13, 2017、AP, December 13, 2017、ARA News, December 13, 2017、Champress, December 13, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2017、al-Hayat, December 14, 2017、al-Mada Press, December 13, 2017、Naharnet, December 13, 2017、NNA, December 13, 2017、Reuters, December 13, 2017、SANA, December 13, 2017、TASS, December 13, 2017、UPI, December 13, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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