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ロシアのラヴロフ外務大臣「米軍がシリア領内に進駐を続けることで政治的正常化とシリアの統合が阻害される」(2017年12月25日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、米軍がシリア領内に進駐を続けることで政治的正常化とシリアの統合が阻害されると非難した。

ラブロフ外務大臣は「米国はシリア問題に関する我々との合意に関して不誠実だ…。レックス・ティラーソン米国務長官は、シリアにおける米政府の唯一も目的はダーイシュ(イスラーム国)殲滅であると私に誓約した。しかし、米高官は今や、過激派に対する完全勝利が、政治以降が始まった後でなければ実現しないと述べ、しかもその最後にはバッシャール・アサド大統領は対峙すべきだとしている」としたうえで、「米軍の進駐はシリアにおける政治的正常化の真の障害で…、シリアの統合を脅かしている」と非難、「シリア政府は、ダーイシュ(イスラーム国)殲滅後に米軍が領内に駐留を続けることを認めない」と述べた。

リア・ノヴォースチ通信(12月25日付)が伝えた。

AFP, December 25, 2017、ANHA, December 25, 2017、AP, December 25, 2017、ARA News, December 25, 2017、Champress, December 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2017、al-Hayat, December 26, 2017、al-Mada Press, December 25, 2017、Naharnet, December 25, 2017、NNA, December 25, 2017、Reuters, December 25, 2017、RIA Novosti, December 25, 2017、SANA, December 25, 2017、UPI, December 25, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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