トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問先のチュニジアの首都チュニスでバージー・カーイド・スィブスィー大統領との会談後の記者会見で、シリア情勢について言及、アサド大統領を「テロリスト」と非難した。
エルドアン大統領は「シリアのバッシャール・アサドとともに道を進むことは決してない。なぜなら、100万人近くの自国民を殺した人間と一緒にいることなどできないからだ…。はっきり言って、アサドはテロリストだ。国家テロを行った…。シリア国民は国の権力の頂点にこんな人間がいることに満足するだろうか? アサドはシリアを破壊した。ゲームから身を引かねばならない。我々は今日、アスタナやジュネーブで協議を行っている。我々は、シリア国民が自分たちの未来を決定して欲しい」と述べた。
ドゥラル・シャーミーヤ(12月27日付)などが伝えた。
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エルドアン大統領の発言を受け、シリアの外務在外居住者省公式筋は、SANA(12月27日付)に対して、エルドアン大統領にこそシリアでの流血の責任があり、シリア領に対するトルコ軍の敵対行為や進駐はタクフィール主義テロを支援していることを示すものだとの批判の談話を発表した。
AFP, December 27, 2017、ANHA, December 27, 2017、AP, December 27, 2017、ARA News, December 27, 2017、Champress, December 27, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2017、al-Hayat, December 28, 2017、al-Mada Press, December 27, 2017、Naharnet, December 27, 2017、NNA, December 27, 2017、Reuters, December 27, 2017、SANA, December 27, 2017、UPI, December 27, 2017などをもとに作成。
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