Categories: 諸外国の動き

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは19件の停戦違反を、トルコ側は7件の違反を確認(2017年12月31日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月31日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県10件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ラタキア県5件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも7件(ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県6件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,319市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

**

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月31日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、ウンム・トゥユール村西方でロシア軍ヘリコプターが墜落した。

同ヘリコプターは技術的トラブルにより墜落、士官1人を含む7人が死亡した。

al-Durar al-Shamiya, December 31, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts