西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の広報センターは、テロ撲滅部隊(YAT)によって逮捕されたダーイシュ(イスラーム国)の外国人戦闘員多数が、トルコの便宜を受けてシリアを往来していたと証言したと発表した。
これらの外国人戦闘員は、2017年末にトルコに逃走しようとした際に逮捕されたという。
例えば、チュニジア出身でドイツに在住していたムハンマド・アブー・カーディルを名のる戦闘員は次のように証言したという。
「ドイツから救急車輌で出国し、オーストリア、ルーマニア、ブルガリアを経てトルコに来た。トルコは、シリアへの入国を希望するあらゆる者に街道を開放し、同国に到着すると、トルコ軍兵士たちは「ようこそ、あなた方の国へ、あなたは我々を支援するためによく来てくれました」と言ってきた…。トルコ軍兵士は我々の存在に驚くこともせず、我々は安心して動き回れた。今も私にとって、トルコは本当に良い国だ。イスタンブール、イズミル、ガジアンテップに私たちは何軒も家を持っている。銀行にいろんな名義でお金もあったし、好きな時に下ろすことができた」。
ANHA(1月6日付)が伝えた。
AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。
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