アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構は、テレグラムを通じて、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者を議長とする軍事評議会が緊急会合を開き、イドリブ県南部の戦況への対応について協議したと発表し、会合の写真数点を公開した。
会合の結果、会合開始日などについては明らかにされなかった。
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シャーム解放機構は、声明を出し、ハマー県北部とイドリブ県南部の支配地域をシリア政府に引き渡したとの一部批判に反論、自由シリア軍諸派とともに、シリア軍や、ロシア軍を筆頭とするその同盟勢力による進攻に90日以上も持ちこたえていると主張、メディアにそのことを伝えるよう求めた。
ハマー県北部とイドリブ県南部でのシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の劣勢に関しては、6日にイスラーム軍幹部のムハンマド・アッルーシュ氏らが、シリア政府に譲渡したとの疑義を呈していた。
AFP, January 7, 2018、ANHA, January 7, 2018、AP, January 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2018、al-Hayat, January 8, 2018、Reuters, January 7, 2018、SANA, January 7, 2018、UPI, January 7, 2018などをもとに作成。
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