シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、イスラエル軍が午前2時40分、ダマスカス郊外県クタイファ市方面に向け、また午前3時4分にクナイトラ県ゴラン高原に向け、そして午前4時15分に占領下のティベリア市一帯から相次いで地対地ミサイルを発射、シリア軍の防空システムがこれを迎撃したと発表した。
このうち午前2時40分に発射されたミサイルはレバノン領空を経由して、シリア領空を侵犯、また午前4時15分に発射されたミサイルは1発がシリア領内(場所は明らかにされず)に着弾し、物的被害が出たという。
1回目の攻撃で発射されたミサイルの数は「多数」、2回目は2発、3回目は4発だったという。
これを受け、外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に対して書簡を送り、イスラエルの攻撃について報告、「こうしたあからさま侵略行為は、イスラエルがテロ集団を支援していることを改めて示すものだ」と非難した。
SANA(1月9日付)が伝えた。
AFP, January 9, 2018、ANHA, January 9, 2018、AP, January 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2018、al-Hayat, January 9, 2018、Reuters, January 9, 2018、SANA, January 9, 2018、UPI, January 9, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…