「穏健な反体制派」、ないしは自由シリア軍と目される反体制武装集団5組織は共同声明を出し、シャーム解放機構などからなる武装集団に対するシリア軍の攻勢で喪失したイドリブ県南部およびハマー県の支配地域の奪還に向け、新たに「暴君への抗戦」作戦司令室を設置したと発表した。
「暴君への抗戦」作戦司令室を設置したのは、トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていたナスル軍、自由イドリブ軍、精鋭軍、第2軍の5組織。
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トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団は、トルキスタン・イスラーム党による「アッラーには彼らを助ける力がある」作戦の開始と「穏健な反体制派」による「暴君への抗戦」作戦司令室設置と並行して、トルコ軍の装甲車をイドリブ県南部での戦闘に投入したと発表、そのビデオ映像をユーチューブ(https://youtu.be/erVLQ69jkt4)を通じて公開した。
AFP, January 11, 2018、ANHA, January 11, 2018、AP, January 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2018、al-Hayat, January 12, 2018、Reuters, January 11, 2018、SANA, January 11, 2018、UPI, January 11, 2018などをもとに作成。
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