ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は記者会見で、米国が1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会を頓挫させようとしていると暗に批判した。
ザハロワ報道官は「我々は、ジュネーブ、アスタナ、そしてソチのプロセスが結びつき合っていると何度も言ってきた。それらすべてが事態正常化のプロセスの構成要素である…。しかし、米国のデヴィッド・サトルフィールド中東和平問題担当国務次官補は1月11日、「米国は(ソチでの)国民対話大会とは逆方向に向かって、国連を通じてさまざまな措置を講じる」と述べた…。シリアの反体制派の一部がソチでの大会への参加を拒否する背景、そして関係正常化を妨害している者が今や明らかになった」と述べた。
RT(1月12日付)が伝えた。
**
ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つ最高交渉委員会のナスル・ハリーリー議長は、1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会に関して、「いまだ正式の招待状を受け取っていない」と述べ、参加の是非を決定する措置をとることができないと強調した。
『ハヤート』(1月13日付)が伝えた。
AFP, January 12, 2018、ANHA, January 12, 2018、AP, January 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2018、al-Hayat, January 13, 2018、Reuters, January 12, 2018、SANA, January 12, 2018、UPI, January 12, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…