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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国による国境治安部隊創設は米国がシリアの統一維持を望んでいないことを示している」(2018年1月15日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、記者会見で、米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることに関して、「米国はシリアが政治的解決に至るのを妨害し、同国を分割しようとしている」と非難した。

ラブロフ外務大臣は「米国のこの計画は、米政府がシリアの統一維持を望んでいないことを明確に示しており、ロシア政府の懸念を呼び起こすものだ…。レックス・ティラーソン国務長官、そしてその前任者のジョン・ケリー氏は、私に何度も、米国のシリア駐留はテロリストとダーイシュ(イスラーム国)根絶を目的にしていると述べてきた。だが、我々が今目にしている措置は、米国がシリアの領土の一体性維持を望んでいないことを示している」と述べた。

スプートニク・ニュース(1月15日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、Sputnik News, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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